※本記事はネタバレを含みます。

ミッドナイトタクシー 31話 包丁ではなく手を…駆けつけたムリさんと、清算しきれない夜

刃物を向けたら言う通りになると思わないで、って象子の返しがいい。舞を説教で変えようともしないけど、自分が従うわけでもないんだな

象子が舞をまったく別の人間として切り離さず、自分もそちらにいたかもしれないと話すのが印象に残る。握っているのが包丁かハンドルか、その違いを考えてしまった

最後に触れたものを包丁のままにしたくなくて、象子に手を求める舞がつらい。そこで手を握るやりとりに、言葉だけとは違う温かさがあった

ムリさんが来て、ようやく象子が泣けたのがよかった。ずっと落ち着いて見えたけど、抱きしめられて涙が出るところで、怖かったんだよなと思う

缶に残るコーンから、人生も全部は片づけられないって話になるのが好き。母に会えば気持ちがすっきりする、とは限らない夜にこの言葉が来るんだね

一番近くにいてくれる他人、というムリさんとの関係がいい。誕生日をどこで迎えたかより、隣にその人がいることのほうが大事なんだな

ムリさん、言い方ははっきりしているのに冷たくない。ちょっと怒っている時も可愛げがあって、和久井映見の間の取り方がこの人に合ってる

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